クサイイ・イブン・キラーブは、いかにしてマッカの実権を握ったか、彼はいかにしてクライシュを団結させたか、そしてクダーアが彼に与えた支援について(3)
サアラバ・イブン・アブドッラー・イブン・ズビヤーン・イブヌル・ハーリス・イブン・サアド・ホザイムル・クダーイは、クサイイの招請と彼らの応答に言及して詩を詠んだ。
「我らはすらりとした大股の駿馬を駆り立てた、
アルジナーブの砂丘からティハーマの低地まで、
そして敵に遭遇した、
砂漠の不毛の窪地で。
女々しいスーファたちは、
剣を恐れて自らの住居を放棄した。
だがアリー部族の者たちは我らを見たとき、
家をこがれて疾駆するラクダのように勇猛に剣を抜いた」。
クサイイ・イブン・キラーブは、詠んだ。
「我は守護者、ルアイイ族の子孫なり、
マッカには我が育った家がある。
我の谷は、マアッドの知る谷である、
我は楽しむ、マルワの丘で。
カイザルとナービトの子孫※たちが定住しなかったならば、
我はその地を征服することはなかった。
リザーハの民は我が支援者であり、我は彼らのために偉大である、
我は生きている限り不正を恐れない」。
※すなわちイスマイール・イブン・イブラヒームの十二人の息子たちの子孫。
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