バイトルヒクマ(知恵の館)
2012年7月11日水曜日
『予言者ムハンマドの生涯』第一巻(75)
ホザーア族によるカアバの管理の専制
次にカアバを管理したのは、バクル・イブン・アブド・マナートの部族ではなく、ホザーアのグブシャーン族の、アムル・イブヌル・ハーリスル・グブシャーニーだった。そのころクライシュ一族は、あちこちの定住地と天幕に暮らし、キナーナ一族の人びとの間に散らばっていた。そこでホザーア族がカアバを管理し、管理権は、息子から息子へと継承され、管理権の継承は最後のフライル・イブン・ハバシーヤ・イブン・サルール・イブン・カアブ・イブン・アムル・アルホザーイまで続いた。
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